HIPERMAXⅣ GT
こんにちは。今回はHKS の車高調、HIPERMAXⅣ GTについて記事にしたいと思います。
今回記事にする車高調はVAG WRX S4の時に使用していたものになります。
VAGの時はGT-Sのグレードのものになっていたので純正がビルシュタイン製のダンパーでした。ただこのビルシュタインが個人的にしっくりこなく、今乗っているVABのほうのKYB製のダンパーの方が個人的にはかなり出来が良いと思っています。純正のKYBダンパーとビルシュタインダンパーの比較に関しては別に記事にしようと思います。
純正のビルシュタインダンパーは段差では結構突き上げ感を感じるのですが、いざ攻め込んで見るとストローク速度の問題なのかフワッとした感覚がありました。なので乗っていた時は攻め込むと結構不安な上に街乗りの乗り心地も突き上げ感が多く乗りにくいと言った印象でした。言ってしまえば中途半端。
純正なんだからもっとマイルドにしても良かったのではないかな?と個人的には思いました。ガンガン攻め込んだ走りをする人は純正を使わないことが多いのでそのくらいはっきり棲み分けても良かったのでは、と思いました。
どちらにしても、攻め込むには不安、街乗りもあまり快適ではないのでとりあえず車高調を入れて少し様子を見ようということで交換してみました。
HIPERMAXⅣ GTはストリート向けの製品です。当時はVAGでサーキット走行はそこまで想定しておらず、本当にたまに走行会に参加できればよいかなと思っていたため、どちらかというとストリートに特化した車高調に変更してみました。
変更した結果、かなりマイルドになり変な突き上げ感はなくなりました。ゴツゴツと突き上げてくるような硬さではなく、しっかり道路から入力される力を逃してうまくストロークしている感じがあり、個人的にはかなり乗り心地は改善したと思いました。
攻め込んでみると、今まで少し乗り心地が柔らかめだったので不安定な動きをするのかと思っていたら、バネレートはフロント8k、リア6k(純正はフロント5k、リア4k程度のようです)であまり硬くないのですが、減衰力の問題だと思うのですが、不安定な揺れが起こらないようしっかりと収めてくるレルといった感じでした。
この、バネレートが純正より少し硬くなり、攻め込んだ時にうまくストロークを収めるようなセッティングですが、街乗りが純正のビルシュタインダンパーよりもかなり乗り心地が良くなり、かつ値段も派手に高い車高調ではないため、ほぼサーキットしか乗らない、とかの極端な使い方でなければおススメな車高調なのではないかと思います。
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